1.7.0
2026年11月マルチエージェント・スーパーバイザー、エージェント運用管制、OWASP基準に沿ったエージェントのセキュリティ強化(プロンプト攻撃の検知・書き込みツールの承認・セキュリティ状況)、Azure OpenAIのウェブ検索対応。
新機能
- エージェント マルチエージェント・スーパーバイザー
質問に合ったサブエージェントがそれぞれのモデル・ナレッジ・ツール・権限で回答し、スーパーバイザーが結果を1つの回答にまとめます。構成図でサブエージェントを追加・編集し、サブエージェントごとの呼び出し・トークン・遅延の統計を確認できます。管理者は機能の利用可否を制御できます。
- エージェント エージェント運用管制
エージェントの実行とリソース呼び出しの記録を、運用状況の画面で一目で確認できます。予算、回帰評価の結果、実行の詳細まで管理できます。
- ツール Azure OpenAIのウェブ検索対応
Azure OpenAIの組み込みウェブ検索を検索エンジンとして選択して使えます。
- ガードレール プロンプト攻撃検知ガードレール
ユーザー入力や文書・ウェブ検索結果・ツールの応答に紛れた悪意ある指示(プロンプトインジェクション・ジェイルブレイク)を見つけ出します。疑わしい資料はその文書だけを隔離し、以降の書き込みツールの実行を保留し、会話に出てこなかった外部アドレスは自動で開きません。ガードレールの編集画面でオンにして、すぐに試せます。
- セキュリティ セキュリティ状況
OWASP* のLLM・エージェント Top 10(2026)の基準に沿って主要なセキュリティ設定16項目を適用・点検し、安定して運用できます。
* OWASP(Open Worldwide Application Security Project)は、ソフトウェアのセキュリティを扱う国際的な非営利団体です。最も一般的で危険なセキュリティリスクをまとめた「Top 10」リストで広く知られています。今回の強化は、生成AIサービス向けの「OWASP Top 10 for LLM Applications」と、ツールを使うAIエージェント向けの「OWASP Top 10 for Agentic Applications」(いずれも2026年版)を基準にしています。
改善
- エージェント エージェントのお気に入りと最近使った順の並べ替え
よく使うエージェントをお気に入りに登録し、最近使った順に並べ替えて素早く選べます。
- エージェント チャット回答のグラフ改善
回答内のグラフと表の表現を改善し、予約通知で送信されるグラフ画像も画面と同じ見た目にそろえました。
- ツール ウェブ検索結果の表示改善
ウェブ検索カードと最終回答の表示、ドメインフィルターの編集、ガードレールでブロックされた出典の案内を改善しました。
- セキュリティ 共有・外部コンテンツ表示のセキュリティ強化
アーティファクトやエンベッドなど、共有コンテンツを表示する経路の保護を強化しました。回答内の外部画像はクリックしたときだけ読み込まれ、アーティファクトやHTMLプレビューは外部へリクエストを送りません。
- セキュリティ 書き込み・実行ツールは承認後に実行
メール送信・DB更新・コード実行のようにデータを変更するツールは、ユーザーが承認カードで許可して初めて実行されます。承認画面のない予約実行・API・Teams呼び出しでは、書き込みツールを使わずに回答します。
- 権限 実行のたびに権限を再確認
共有エージェントに接続された非公開のナレッジベース・DB、ナレッジグラフが参照する資料、会話に添付したファイルを、実行時にユーザーの権限で改めて確認します。閲覧権限のみのユーザーには、エージェントのシステムプロンプトは表示されません。
- セキュリティ 過剰利用・外部アクセスを防ぐ既定値
ユーザーあたり同時実行10件、フローのAIステップ15分、すべてのアップロード経路のサイズ制限、ツールサーバーのアドレス検査が既定で適用されます。エラー時は内部エラーの原文ではなく参照番号が表示され、ガードレールのログは保存時に個人情報をマスクします。
- 運用 ログイン画面の改善
新しいデザインとブランドのロゴ・名称を適用しました。